東京は、世界でも指折りの大都会です。
地方の日本人にとって、「東京で成功する」というのは、大きな一つの夢。
外国人の方々にとって、「東京で働く」というのは、どんな意味合いをを持っているのでしょう?
実際のところ、東京と地方どちらで働くのが幸せなのでしょうか?
・東京は、物価が高い。
・東京は、家賃が高くて、部屋が狭い
・東京は、駐車場代が高い。地方だったら、同じ金額で部屋が借りれる。
・東京は、交通渋滞がひどい。通勤時間帯の電車中での込み方が異常。
・東京は、自然環境が悪い。空気がきれいじゃない。
・でも、東京は、給与が高い。東京の最低時給は907円。だけれども、栃木県は733円、奈良県は724円、愛媛県は680円。
・だから、東京では、頑張れば報われる可能性が高い。
・それに、東京では、電車がひっきりなしに来る。地方だと、1時間に1本しかない。
・東京には、レジャーやアミューズメント施設、ショッピングモールが揃っている。流行にも直接触れられる。
・だから、東京には、たくさん良いところがある。
今回私は、縁あって、奈良・栃木・愛媛・香川の就職先に、留学生を正社員として紹介させていただきました。車で彼らを送迎する時、思わず車を止めて皆で川を眺め、「綺麗だな~」と感激してしまうほどの綺麗な川が流れており、空気がとても美味しい場所でした。職場から歩いて5分で、綺麗な海に行ける会社もありました。
要するに、本人の価値基準をどこに置くか、だと思います。「東京で働いて、給与を高くもらっても、家賃、駐車場、物価も高くて、全く貯金ができないよ~」と嘆くのか、「地方で働いても、給与が安い。空気が美味しくて、川が綺麗だと言っても、段々退屈になるな~」とひがむのか、「東京で一生懸命働いて、結果的に、空気の悪い都会に狭くて高い家を買ったんだけれど、俺の人生なんなんだろ~」と思うのか、「地方で一生懸命働いて、結果、何の楽しみもなく、買い物にも行かず、ディズニーランドも一回も行けなかった~」と悲しむんでしょうか。人それぞれでしょうね。
私は、東京を離れた事がありません、何の不自由もありません。ただ、地方にたまに行くと、こういう環境で一生過ごすのも「羨ましい~」という気持ちになる、というのが事実です。でも、すぐ飽きて東京が恋しくなるのかもしれません。
あなたはどっちですか?