行ったことのある方はわかるでしょうが、東京入管(東京入国管理局)には、「A」「B」「C」「D」という4種類の受付カウンターがあります。最も時間がかかるのが『在留資格審査部門』(Bカウンター)で、番号札をもらうまでの行列の時間は約1時間もかかります。というのは、番号札を渡すのに、入管職員による申請書類の不備の有無を確認するための申請前チェックがあるからです。私たちの場合、「取次」という資格を持っていますから、書類自体はノーチェックなのですが、同じ行列に並ぶので、時間的にはあまり関係がありません。

「就労審査部門」のCカウンターは自分で押すボタン式の発券機なのですが、「留学審査部門」のAカウンターでは、Bカウンターと同じように、提出書類の事前確認を受けての番号札の受け取りです。この点、「永住審査部門」のDカウンターは、申請件数が少ないせいか、押しボタン式発券機になっています。

あじあ行政書士法人では、申請者本人に代わって申請ができる「申請取次行政書士」複数名と、申請書類を作成するエキスパートの「行政書士補助者」が複数名所属しており、いつでも短い日数での申請対応が可能な体制を敷いています。というのは、同じ日にすべてのカウンターに申請することを可能にするための書類作成と提出のノウハウを持っているからです。

このことは、一見簡単なことのように聞こえるかもしれませんが、じつは、実務的にはなかなかに難しい。私たちは、VISAに特化した東京都内最大級の行政書士法人として、極めて多数の許可事例のデータベースを持ち、一日に複数種類の申請を可能にするムダのない書類提出ができるから可能ですが、片手間にビザもやっているその他の行政書士事務所では困難と思われます。

実際、私たちの場合、毎日のようにお客さまの様々な申請を持ち込んでいますから、一度入管に行くと、複数かつ多数の申請がありますので、色々と工夫をしても、一回の滞在時間は4~6時間かかってしまいます。お客さまが首を長くして待っておられることを思えば、この4~6時間という長い時間も苦痛にはなりません。東京入管で食べる毎度おなじみのコンビニ弁当の昼食も、楽しみになるというものです。