ASIA Groupでは、毎月1回「就職能力特訓講座」を開催しています。
その中では、自分の志望する業界の求人票を選び、面接の練習も行います。

「自己紹介」や「志望動機」は、必ず聞かれることなので、
いちおう皆さん、準備をされているようです。

また、「自分の長所」や「趣味」についても
たいていの人は、なんとか答えることができます。

でも、「学校ではどのような勉強をされていましたか?」という質問には
「えーっと、コンピュータの勉強とか」という答えや
「ビジネスのことなど」といった、至極あいまいな、
はっきり言ってぜんぜん答えになっていない答えを
返される方がほとんどです。


学校の勉強は仕事には直接結びつかないので、面接をする側も、
勉強の内容には興味を持っていないことが多いと思いますが、
・この人は真面目に勉強をした人なのか?
・自分が学んだ勉強内容を、他の人に伝えるだけの日本語力があるか?
といったことを見るために、このような質問をすることもあります。

アルバイトのことや趣味のことだけを話していればいいというわけではないのです。

「留学」ビザを持っている人は、学校で勉強している時間が一番多いはずですから
そのことについて詳しく説明できないのは、問題です。

「私は真面目な人です」と自分のことを言うよりも
学校の勉強内容をしっかり答えた方が、真面目さが伝わります。

ぜひ、準備して臨んでください。


Chika Goda