先日、ちょっとだけ大きな地震がありました。
日本人の私はなれているので、特に何もしなかったですが
地震のない国からきている人は「じしん、じしん、どうしよう」とオロオロしてました。
「これくらいの揺れなら大丈夫よ。もう少し大きい揺れがきたら、
クッションや上着やかばんで頭を守って、机の下とかにもぐってね」と言ったら
「頭をまもる?なぜ?」といわれて、逆にびっくりしたのですが、
地震がない国の人は、経験がないから、大きな揺れがきたら
いろいろなものが倒れたり、上から物が降ってきたり、
ガラスが割れて飛び散ったりする、ということを知らないのですね。
だから、日本人なら、当たり前のように思っている「頭を守る」という
最低限の行動も知らないのです。
本当に大きな震災がきたら、この人たちには、母国語でだれか教えてあげないと
どうしたらいいかわからないだろーな、と思った次第です。
それと、日本人でも知らない人が時々いますが、「家を離れるときは、ブレーカーを落とす」
ということは、もっと徹底して全ての人に認知させた方がいいと思います。
阪神淡路大震災のときは、あちこちで家事がおきましたが、
その多くが、地震の後からの通電火災だったそうです。
ブレーカーを落とす、ということを徹底していれば、多くは防げたのです。
ある意味、人災ですね。
胸が痛みます。
”ブレーカーを落とす” いずれこの言葉を多言語にしたいと思います。